06.16
リバース最終回イヤミスは原作以上だった?以下だった?感想まとめ
いや、いい意味でです。
『告白』以上のイヤミスはあるか?と期待して見ていました。
9話時点で原作は消化していたわけですが、まさか、最終回イヤミスでそう来るとは…
リバース最終回イヤミスは原作以上だった
「犯人は、俺だった…」
それが原作のイヤミスラストでありました。
広沢のことをもっと知りたいと意気投合し仲直りしたかのような美穂子の二人は、ノートに広沢のことを書いていく中で
美穂子が蕎麦アレルギーについて書いたことを機に当日、自分が蕎麦のはちみつを珈琲に入れたことを思い出したのです。
しかし、ドラマは最終回前の9話でこれです。
最終回は、これ以上のイヤミスがやはり用意されていたのです!
以下ネタバレ注意となりますので、知りたくない人はここで終わりにしてください。
▶衝撃の最終回イヤミス?
・小笠原がつかんだ窃盗団の絡みは、4人の車を盗んだのが窃盗団。
・車の中に、広沢はいなかった
・広沢が10キロ先で遺体が見つかったのは、そこまで車を追いかけたからじゃないか、とのこと
・広沢親子に罪をすべて吐いた 罰せられるために
ということで、当サイトの広沢自殺説は見事に外れました。
最終回イヤミスの感想まとめ
「やっぱり湊かなえは天才だ」
「 原作では最後に鳥肌が立ち、ドラマでは最後に涙しました」
「犯罪者の人生はリバースできても犠牲者や遺族の心や傷はリバースされないってことか」
「ラジオで流れてた窃盗団はこれだったのか」
「広沢の両親、演技に泣いた。現実的だった」
「わざとらしさのない、現実的な最終回だった。嫌なこともいいことも」
「素敵な作品だった」
「バッドエンドがよかった 何のための藤原竜也やねん」
「これだけひっぱっといて窃盗団微妙やな…」
「結局窃盗団の存在、それってなんだかなあ」
「窪田くんと杉崎花ちゃんはなぜ出演?次のドラマにも出演しないし窪田くん今度フジテレビだし….」
「カフェ店のオーナーはあれだけ??」
「イヤミスで終わらなかった。珍しい」
「玉森先生最後の演技だけよくなかった」
感想様々ありますが、終わり方はイヤミスも、さわやかさも残しました。
犯人を「一人」としたいのが人間の情ではありますが、
湊さんは、ひとつの事件に、そこにかかわりのある人すべての「罪」を露わにすることで
「罪」について考えさせています。
そして、罪を告白するのは、許されるためじゃなくて罰せられるためなんだなということをあらためて気づかされました。
湊さんじゃない作品だったら、無理やりさわやかに全部解決して
みたいな感じにもっていく場合ありますが、
やっぱり現実って、ずっと引きずりますよね。
そういう意味では、イヤミスこそ現実的なのかもしれないなんて思ってしまいます。
今回の素晴らしい作品、湊さん、役者さん、スタッフさんお疲れ様でした!
お茶の間ですごく楽しい時間を過ごせました!(楽しい?)
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