小さな巨人の感想見ると長谷川博己不評！？その理由は2つ！

2017年4-6月期, 小さな巨人

TBSドラマ「小さな巨人」の２話では事件の真相に深く踏み込んだ所轄刑事の捜査によって闇が明かされそうになった矢先に捜査一課の手が伸びて、事件の本質は霧の中に隠れてしまいます。
ドラマが好調な割に気になるのが主役香坂真一郎を演じている長谷川博己の不評の声も少なくありません。
俳優長谷川博己のこれまで出演してきたドラマの評価と、「小さな巨人」の彼の評価をまとめてみました。

小さな巨人の感想見ると長谷川博己不評！？

ポジ

今までの長谷川博己さんの演技の評価は高いわ！

長谷川博己さんは文学座で演技の基礎をしっかり身に着けた俳優さんです。出世作のドラマ「家政婦のミタ」ではダメなお父さん役を迫真の演技で、テレビを見た視聴者から「お父さんしっかりしてください」と言われた事もあるそうです。
また「MOZU」では主役西島秀俊の敵役として変態男を演じていますが、このとき初めての悪役ながら高い演技力だったとの評価を得ています。

小さな巨人 長谷川博己の役

長谷川博己さんが演じている香坂真一郎は警視庁捜査一課きっての敏腕刑事で未来の捜査一課長の最優良候補と言われて自負も持っていましたが、一回の失敗で所轄刑事に左遷されてしまいます。本人は何とかそこから這い上がろうと事件解決に力を注ぎますが、気持ちの揺れや詰めの甘さが災いして思うように捜査が進みません。

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— 4.30 第3話！日曜劇場『小さな巨人』 (@chiikyo_tbs) 2017年4月8日

小さな巨人 長谷川博己の演技の評価

小さな巨人長谷川博己さんの演技の評価をまとめてみました。

不評！？

ネガ

「ああいう役だから仕方ないけれど、共感呼ぶかな？香坂警部」
「長谷川博己の香坂警部ってちょっと線が細すぎて、署長への気遣いとか求めているものとちょっと違う」
「意外と顔が一重でかっこよくないのが浮き出てしまっているんだよな」
「久しぶりに長谷川博己う～んと思ってしまったのだが、多分、堺雅人と比べてしまったからだ。」
「なんかニヒルな笑いが気持ち悪い」
「正義感一本って訳でないところがこのドラマの本筋なので長谷川博己の演技って難しいよね」
「比較すると堺雅人の演技がいかに凄かったか。長谷川博己が迫真な演技を演じようとすればするほど違和感がする」
「出世と正義感。この二つは相容れないのに無理だよ。誰がやったって」

ポジティブな評価

ポジ

「ずっと見ていたくなる素晴らしい長谷川博己の演技。凄い！」
「長谷川博己さんの熱い演技いい！！　小さな巨人面白かったー！」
「長谷川博己さんの演技は丁寧、演じる人物を自分の中に浸透していくまでとことん咀嚼する方なのかなと思いました。」
「第一話で揺れ動く香坂の心の中を上手に演じられていましたね」
「変態役だけじゃなくシリアスな演技が出来る長谷川博己を尊敬します」
「役もストーリーが進むにつれて変化するのでは？長谷川さんに期待です」

出典：twitter

長谷川博己の演技に不評がある理由

理由は２つあると思います。1つは役柄がエリートの欲を捨てきれぬまま、正義感を振りかざしている刑事で、人間臭さは感じるものの香坂真一郎という人間を視聴者が信用しきれないところにあると思います。長谷川博己さんはその役を深く理解して演じているので
役と同一視されているのだと思います。

もう1つは、このドラマと同じように香川照之が上司役で出演した「半沢直樹」の堺雅人と長谷川博己とを比較して、物足りなさや覚悟の弱さを感じるからだと思います。

人間は環境が変わると順応しようとする気持ちと打ち破ろうとする気持ちが交錯する期間があります。いま第２話が放送された時点では長谷川博己演じる香坂刑事はその途中にあると思います。かつていた捜査一課の力を利用して手柄を挙げようとしているうちは、視聴者の香坂に対する共感も得られません。余分な武装が解除されて裸になって初めて所轄刑事として力を見せる時が来ると信じたいです。そこから香坂のそして長谷川博己の本領発揮に期待です。

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