リバースの原作の感想をまとめてみた「ラスト2ページ想定外」「湊さんらしくイヤミス」
4月からスタートするTBS金曜ドラマ『リバース』の湊かなえさんの原作小説のあらすじや感想をまとめてみました。
現在話題の『下剋上受験』のドラマ枠の後番組だけに、タイプは違うものの期待が大きいので原作を読んでおくと
主演の藤原竜也さんの演技も一層楽しみになると思います。
リバースの原作の感想をまとめ
それでは気になるリバース原作を見ていきましょう。原作通りにドラマがなるのかはわかりませんが
一応ネタバレ注意でお願いします。
リバースとは?
有名大学を卒業しながらも地味でつまらないサラリーマン生活を送っていた深瀬に10年前に起こった同級生広沢の自動車事故の記憶を呼び起こす事件が次々と襲います。
きっかけは付き合っていた彼女の越智美穂子への差出人不明の手紙でした。
そして遂に同級生谷原の転落事故が起こり深津にも危機が迫ります。
そして、実は10年前の事故の真相は深瀬が村井のコーヒーに入れた蕎麦蜂蜜が原因だったと判明することになります。
リバースの原作は
このドラマの原作となっている湊かなえの小説「リバース」ハ2015年に講談社から単行本が出版されて以来ヒットセラーとなっています。
湊かなえさんは「告白」が2009年、第6回本屋大賞を受賞し松たか子主演の映画にもなって一躍脚光を浴びた作家でもあります。
このような原作に対してドラマ前に読んだ人はどのような感想を持ったのでしょうか?見ていきましょう。
リバース原作の感想まとめ
湊かなえ『リバース』原作の感想を見ていきましょう。アマゾンレビューを中心にまとめました。
アマゾンの評点は3.9点/5です。
ポジティブな感想
「続きが気になり、一気に読んでしまった。ハッピーエンドの作品より読了後にゾワッと寒気がするような終わり方をする作品が好きなので、最後の1ページを読んでいる時に体がゾワゾワ。最後の1行で鳥肌。やっぱり湊かなえは、こうでなくっちゃ。」
「謎の答え合わせをしながら読み進めるうちに、もっと重要な謎があることを忘れてしまった。忘れたころにもう1つの謎の答えが明かされるラストはお見事」
「ラスト2ページの鮮やかさは想定外でやられました」
「読み進むにしたがって主人公・深瀬の劣等感、卑屈さがリアルに伝わってきた。自分もこういう感情を抱いていたなという風に思わせてくれるような良い本」
「人間の善悪のあらゆる感情が散りばめられていて、ある時は共感しある時は苛立ちながら読み進める事が出来た」
「ミステリー好きならば、読んで損はしない一冊」
ネガティブ?な感想
「イヤミス作家湊かなえさんの本「告白」を読んだときもラストが嫌でした。やっぱり今回もラストがいやや」
「10年前の交通事故の原因を作ったかもしれない主人公を含む大学のサークルメンバーに脅迫状を送ってきた犯人探しとかが絡んできますが・・・。もう、そんなことが何だったの!?と思うくらいに、最後の最後にひっくり返される」
「正直な感想。ラストは「そうきたか!」と思いながらもやっぱり強引じゃない?」
「結末から言って伏線にもならない話や登場人物が多過ぎだ」
「途中まで思っていたのに全て読み終えると「ずどーん」」
「ラストのオチは無理矢理感ハンパない。ミステリー初心者向け」
参考:https://goo.gl/OpSvPY
結末を知ってしまうとそれまでの展開は何だったの?的な嫌な気分になるミステリー小説をイヤミスと呼ぶそうですが、
湊かなえさんはその代表作家だそうです。だけど、最後にどんなとんでもない話が待っているのだろうと期待する読者もいて人気があるのだそうです。
想像できる結末の小説ばかりだったら読者が推理する楽しみを作家自身が奪ってしまって誰も読みませんからね。
さあ、ドラマはどう来るのでしょうか??楽しみです。
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