未解決の女の原作ネタバレはこんな展開!
2018年春ドラマ(4月開始)の木曜ドラマテレビ朝日「未解決の女 警視庁文書捜査官」。
には原作があったので、興味があってドラマを楽しむためにお先に読みました。
原作は、
です。
ネタバレがありますので、原作のネタバレが気になる人はみていってください。
「未解決の女」の登場人物とキャスト
矢代朋:波瑠
鳴海理沙:鈴木京香
原作は「矢代朋彦」で、男なんですが今回は女性が主人公になっています。
ドラマ版では肉体派熱血刑事「矢代朋」に変わっていて、波瑠さんが演じます。
相方となるのは、鈴木京香さん。鳴海は、文章から性格や思考をズバッと予測する知的なキャラクターとして登場します。
サスペンスやミステリー系のドラマでは適役ですね。
「未解決の女」の原作の感想
amazonからの感想です。
面白かったです。グイグイ引き込まれました。文書から、本当に色々なことがわかるし、それ以外の人間ドラマもよくて、ちょっと変わった主人公の女性刑事が時には失敗しながらも事件を解決していくのがよかったです!
新たな切り口のシリーズだなと思いました。これまでにない感じがいいです
期待が持てる感想がありますね。
ハラハラ・ドキドキする展開になること間違いなしですね。
「未解決の女」の原作ネタバレ
メインで出てくる登場人物、原作では「男女」となっていますが、ドラマでは「女女」というちょっと変わった設定です。
このことから、原作とドラマとではズレが生じてくる可能性は高いのですが、一から十まで違うことは考えにくいです。
そのため、原作のネタバレが先に知りたい!という人のために、
シリーズ一作目の「アルファベット事件」についてネタをばらしていきます。
荻窪事件
矢代は文書解読班に所属していた。
上司の理沙も一緒だったが、外に出る機会がないため、暇だった。
そこで、突如殺人事件の現場へいってこいと司令が出る。
現場では、右手が切断された遺体。
凶器はのこぎりだと判定されている。
証拠となるものは、2つ。
カードに、「A」「B」「C」「D」「N」「O」「T」「U」「!」
そして
『10/19 AM10時 点検 ミツハシ』と書かれているレシート
これらの意味は何だったのか?ということを依頼される。
ミツハシのレシートから読み取ったこと。
それは、被害者は東(あずま)を特定することができた。
そのため彼の家に訪れると、理沙は筆跡のメモを発見。
そのメモにはなにが書かれていたかというと、
準備……携帯電話・ライト・水・食料・タオル・ガムテープ・ビニール紐
荻窪……民家/倉庫(土日休み?)/候補地1/空き地(立入禁止)/民家
吉祥寺……民家/駐車場/候補地2/空き地(スーツに泥靴の四人)/民家
「スーツに泥靴の四人」という手がかりから園芸用品メーカーの社員ではないかと推理した理沙。
矢代と行動して、家の並びを把握してみると、ついに瀬戸の家を特定することに成功。
そして犯人の可能性をほのめかしてみたが、
警察の独身寮の厨房で働いているだけの人だった。
署内の会議において目立ってしまい、警告されることとなった。
吉祥寺事件
学生時代の教授にメモを見せる理沙。当時かなりお世話になった教授である。
教授の推測技術で左利きであった東と右手がなくなっていることになにか関係があるんではないか?と疑う。
その後の調べで「スーツに泥靴の四人」はまた新しい予測をする。
地鎮祭を指していると推測する。
理沙は、矢代とともに近くの不動産屋から意味のある情報を手に入れることができた。
現場の更地へ向かうと、、、
更地のとなりには廃屋があった。そこに行くと、別の遺体である森脇をみつける。
そして、新しく「G」「J」のカードと、釣り鐘型の地図が見つかった。
釣り鐘の意味は?
後に捜査がすすむと、森脇は過去に交通事故を起こしていた。
その相手は、杉内竜也。相手を死なせ、その叔父である泰造もいなくなっていることが判明。
もしかしたら叔父が犯人かもしれないと話はすすむが、結局アリバイが存在する。
濃厚になっていたが、捜査対象から外れることとなった。
一方、地図の矢印で指されている場所に行った2人は、危険な目に遭遇する。
江崎英人に襲撃されることになる。彼は、腹部を負傷しており、血に染まっていた。
彼を無事に捕まえることができたが、矢代は負傷した。
これまでの事件の関連を探る
後日、筆記誘導によって彼の思考回路を知りたいため、アンケートと偽り、文章を書かせることにした。
江崎は被害者2人と関係がある可能性があると判断。
東には好感であり、森脇には不快感であることが考えられた。
さらには、江崎がカード持っていた。
そこにヒントが。
矢代は、スス付きのカード2枚と、これまでのEVカードとは微妙に色が違うことを発見する。
次の場所は、印刷工場。
江崎がもともと関係していたとされる工場を見つけ出した。
すると、新しいカードを発見。
アルファベット「E」「H」「I」「K」「L」「P」「R」「S」と「’」
これらを並べ替えることでRISK.HELPとなる。
荻窪事件から見つかったものも『abduct!on(拉致)』と推測。
徐々に事件の概要がつかめてきたところだったのだが、江崎は病院から逃走。
江崎は捜査対象となった。
ついに、事件の真相が明らかに
「白岡システムズ」という会社を調べる。
理由は、被害者の森脇が出入りしていること、暴力団関係が臭っていることだった。
情報戦略室の安永や社長の白岡と接していくうち、実は彼らが事件と関係があるのではないかと疑うようになった理沙。
そこで、東の家で調査していくと明らかになったことがあった。
それは、白岡システムズをずっと調べていたことだった。
のちに、企業同士の抗争によって事件が連続して起こっている可能性を見出した理沙は、
署の会議において「事件の犯人は同一人物ではない」ことを発言する。
理沙の発言の概要
交通事故で杉内が死んだこと
↓
その報復としてミヤタ側が誰かを拉致
↓
荻窪事件で森脇が東を殺害
↓
吉祥寺事件で森脇が反撃を受け、殺害される
↓
そのとき江崎も負傷
また特捜本部により、拉致被害者であることがわかる。
そのうち1人は、荻窪事件の後に帰ってきたがもう1人はまだ帰ってきていないことが明らかになる。
「白岡システムズ」のロビーで、社長の白岡と口論している外国人女性がいた。
その女性は、後に妻であることがわかる。
残りの「G」「J」がキリスト教系の学校(女子のJ、学園のG)であると推測した。
白岡の娘が通っている女子学園に理沙たち2人は到着。
学園の近くの雑貨屋で、ブルーシートが4枚購入されていたということがわかった。
それは男性客が、まとめて買っていったとのこと。
また、そばに全く明かりのついていない解体間際のビルを見つける。
なにか怪しいと感じた矢代は、理沙とともに中へ入っていく。
そこで、身を拘束されている碧眼の少女・千鶴を発見した。
これまで見つかったアルファベットのカードは、危険を表すメッセージだった。
彼女が様々な事件現場に移動させられるたびに残してきたということもわかった。
時は同じく、ミヤタ興業の社長・宮田伴男と江崎に遭遇。
「白岡システムズ」と「ミヤタ興業」の間で暴力団トラブルがあったこと、
白岡が森脇を利用して宮田の右腕だった杉内を殺したこと、
その復讐のために白岡の子供2人を拉致したことを宮田から言われた。
その場で始末されそうになる2人。
しかし、駆けつけた安永という人物によって助けられる。
彼は掃除屋として、森脇と組んで汚れ仕事を担当している人物であること、
右手を切断しなければならなかったことの理由が明らかに。
東の処理の際に、子供(大地)と彼が手錠で繋がれていたことから、証拠隠滅のためノコギリを利用したという。
安永は千鶴の無事を携帯の写真に収めると、その場から逃走。
行方をくらませたが、その場にいた宮田と江崎、後日には白岡が逮捕された。
後日談
子供は再婚相手の妻が連れてきたもので自分との血の繋がりはないことを白岡は自白する。
事件の発端は、ミヤタ興業にいた杉内が、卑怯な手により白岡の利権を横取りしようとしたことであった。
それを知った2人は、久しぶりに本部庁舎に戻っることができた。無事に取り調べが終わったからである。
しはらく見ない間に積み重なっていたダンボールの山を片付けているところで、物語は終焉を迎える。
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