12.14
逃げ恥10話の搾取問題!社会派ドラマになるか!?やりがい搾取や愛情搾取に反対します!
逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)10話にしてやってくれました!もともと原作が「ラブコメに見せかけた社会派漫画」と言われているので、このまま、甘々ラブラブで終わらないぞ~と思っていたら、「それは好きの搾取です!」とプロポーズのお断り!その前の「やりがい搾取」といい、現代社会に潜む搾取に鋭く迫ります!(本当か?)
逃げ恥10話の搾取問題!いろいろ搾取されていることに断固として反対します!
逃げるは恥だが役に立つ、新垣結衣さん演じるみくりと星野源さん演じる津崎平匡さんの契約結婚、仕事としての主婦が話題になり、恋ダンス、2人がかわいい!と話題に事欠かないドラマですが、今度は「搾取です!」がブームになりそう?いや、成ってほしいです。
ドラマの中で、商店街を盛り上げるためにも集まっている店主たちに、「みくりさんも手伝ってくれない?」と言われて、「それは、ただ働きをしろってことですか?」と返すみくり。「それは、やりがいの搾取です!」と演説を打ちます。
これ、すごくわかります。会社の仕事ならまだ報酬がでるんですが、友達付き合いとか、近所づきあいとかで、何かと、「〇〇だからお願いね」と頼まれるんですが、それは、無報酬であることが多いんですよね。余裕があるから、できるでしょ?友達だからやってよね、これぐらい簡単でしょ、と頼まれてしまう。
こちらがやりたいからやる、ならもちろんいいんですが、それを当たり前と思われたり、感謝もされない、報酬もない、というのが気になる時はあります。
なんでも見返りを要求するのか!?と嫌悪感を持つ人もいるかもしれませんが、ドラマのこの状況の場合、ちゃんとコンサルタントに頼めば、すごくお金がかかるところを、店主の中の一人の友人であるみくりがたまたま妄想癖、じゃない、アイデア豊富な人だったから、ただで使ってやろうというのが問題なのです。店主たちの中でやるのなら、その人は無報酬でもやるかもしれませんが。
ちなみに、原作では、プロのコンサルタントの人がきて、見積もりを出します。それを見て、店主たちもアイデアをだして実行するのは、すごくお金がかかることなんだと認識して、みくりにお金を払う、という流れになります。ドラマでもそれをやってほしかったなあ。
1巻は無料で読めます(期間限定ですが)
そして、平匡さんからのプロポーズにたいして、「好きの搾取です!」といって、断ってしまうみくりですが、「僕のことを好きではないということですか?」という平匡さんにうまく返答できないまま、次週に続くになってしまいました。
これも、すごくわかるんです~~~。「愛情があれば、家事をすることは無償でいい」と思われるのが嫌、というか、そのために、「結婚」を選ぶっていうのは、納得いかないというか、そんな感じだと思います。平匡さんのことも好きだけど、自分で収入を得たいという思いがみくりにはある。
そこのところの折り合いはそれぞれの夫婦、カップルによって違っていいし、どれが正解っていうのはないので、何とも言えないですよね。家の仕事は自分でしたい、と思う女性もいますしね。
私だったら、専業主婦をやれるのなら、お小遣いもらえればそれでいいかな、とおもいますし、仕事を続けていいのなら、家事もある程度、相手がやってくれて、感謝の気持ちだけでも表してくれれば、それで満足ですが、まあ、それは、私の場合ですね。
さて、来週みくりと平匡さんは、どういう結論をだすのか、すごくわくわくしています。
プロポーズ、搾取に関しては最新刊に出ています。ぜひ、大人買いして一気読みしちゃってください!
搾取についてのネットでの反応
逃げ恥10話で出てきた搾取についての、ネットでの反応をひろってみました。
Twitterのつぶやきをまとめました。
「そこの高齢高学歴童貞のキミ!ガッキーがキミの奥さんになっちゃうかもしれないゾ!」とさんざん視聴者をつり上げて最終回一話前、延長後半15分ロスタイムに「それは好きの搾取です!」というコンクリートブレーンバスターをブチこむ野木亜紀子脚本!これが『逃げ恥』だ!#逃げ恥
— cdb (@C4Dbeginner) 2016年12月13日
内容的には、原作と変わらないんですが、イチャイチャ→リストラを伝える→プロポーズという流れはドラマオリジナルなので、ここは、野木さんの脚本のすばらしさなんでしょうね。
逃げ恥の録画見た。「やりがいの搾取」も「愛情の搾取」も日本では『奉仕』という言葉に言い換えられるんだよね~。奉仕と称して残業、飲み会の幹事、幼稚園や学校の役員、地方の自治会などなど。キリがない。夫婦は愛情の搾取の一言では片付けられない部分もあるけど考えさせられる言葉。 #逃げ恥
— 蒼真 (@yumesoma3405) 2016年12月13日
逃げ恥、話題になってるのね。面白そうで興味あるけど、急にTL上に「搾取」とか「リストラ」という単語が出てきて、ちょっと驚く。そういう社会と戦いましょう、みたいな雰囲気になってるの?
— PSB (@minimalblackcat) 2016年12月13日
逃げ恥面白いなぁって思って見てたけど、内容も面白いんだが、みくりちゃんの賃金における線引きも面白いのだと気付いた。
「貴方のことを愛してるから◯◯した」とかそういう内容多いし、現実でも「やりがいのある仕事です」って様々押し付けられる中、みくりちゃんはきちんと搾取を指摘するのね。— 氷見 (@1silver_flower5) 2016年12月13日
ありんこのつぶやき。火曜の夜は街から女性が消える?程の人気と聞き初めて見てみた逃げ恥。私の尊敬する”専業主婦の皆さん(24h労働賃金無し)”に対して「搾取だ」と言及する、これはすごい作品だなぁ。。ラストがどうなるのかによって違ってくるけど、そういう考え方を組み込むってすごいなー。
— ありんこ。~ANGELのおバカさん~ (@arinco_143angel) 2016年12月13日
逃げ恥終わって約1時間(!)、色々と考えたけど
うん、やっぱり平匡お前圧倒的に言葉が足りない
リストラされました合理的なので結婚しましょうって、そりゃ「好きの搾取」にもなるわ
あそこで必要だったのは「合理的だから」ではなく、「好きだから」という言葉だよ— 明莉 (@nigehaji_yuigen) 2016年12月13日
ここで結婚を好きの搾取だと言い放ったみくりちゃんに、旦那からの言葉を送ります。
「1人でごちゃごちゃ考えずに、好きなら結婚して2人で話し合って考えたら。それが夫婦になるってことじゃないのか。」#逃げ恥
— かづき (@kadukimoon) 2016年12月13日
搾取、トレンド入りしそうな勢いですね。
既婚者や相手のいる人達は、「愛情の搾取」がないかを考え、そうでない人達も「やりがいの搾取」の存在に気付く感想がたくさんありました。奉仕、やりがい、気づかい、そういう言葉に置き換えられている「搾取」にみんな気づき始めているかもしれませんね。
みくりさんが考えている「好きの搾取」も平匡さんとちゃんと話し合えば、解決する気がします。そんな最終回になってほしいなあ。
来週、ワクワクしながら待っています。
■関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
BG身辺警護人の山口智子の夫の職業は?
夫の職業は、バイオ関係の企業の社長でした。
この記事へのコメントはありません。