2016
03.19

わたしを離さないで最終回のヤフー感想をまとめてみた!ドラマは原作を超えた!?

2016年1-3月期, わたしを離さないで

わたしを離さないで最終回が終わりました。
わたしは最終回予想までしましたが、まあああいう最終回だったわけですが(後述します)
ネットの反応・感想を見てみましょう。

ちなみにYahoo!テレビGの感想のところでは最終評点は
3.78点/5 まあまあいいです。

ちなみにうちの家族で最終回だけ見た人がいるのですがその人の感想
「見なきゃ良かった…」

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わたしを離さないで最終回のヤフー感想をまとめてみた

わたしを離さないで最終回のヤフーの感想をまとめてみました。

上記の通り、評価は3.78

これらの最終回以降の感想だけ抜き取ってまとめてみました。

■わたしを離さないで最終回良かったという人の感想

「綾瀬はるかの演技で泣かされた」

「納得のいかない伏線や脚本はあったが、3人の演技には納得」

「感謝され死ぬのと、誰かの犠牲の上に生き延びるのはどちらが幸せか考えさせられる」

「考えさせられる良作ドラマ」

「賛否両論あって当然。現代とも通ずる」

「言葉ひとつひとつに意味が込められていて、一瞬も逃せられない良作ドラマだった」

「いつまでも心に残る良作だった」

「前向きになれた」

「映画よりもドラマの方が深い意味が隠れていた。ドラマの方が好きだ」

 

■わたしを離さないで最終回悪かったという人の感想

「重すぎる」

「感動なんてない。ただただ不快」

「あっけなく友がいなくなり、納得いかない」

「ホラードラマだ」

「非現実的すぎ」

「視聴者に世界観を明らかにしないで引き延ばしていた」

「最終回は残念だ。希望も何もないドラマだ」

「龍子先生の”生まれてきてくれてありがとう”は非常に違和感」

「友が生まれてきてよかったと思うところや、最後のナレーションの命が尽きるというところは変わらないというところは違和感満載」

「龍子先生のありがとうに納得させられてしまったのが納得いかない」

「ご都合主義だ」

出典:http://tv.yahoo.co.jp/review/290934/

 

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わたしを離さないでドラマ版は成功だったのか??

上記のように、感想は様々。
否定的な感想についても、的外れではないものも多いですね。

特に、「龍子先生の”生まれてきてありがとう”に納得がいかない。あそこですぐ納得した友が納得いかない」
というのは、このドラマに肯定的なわたしも感じました。

わたしもそこは確かに違和感を感じたのですが
それ以上に、良かった部分が多く、違和感を凌駕したと思う。

恵美子先生の思い、「他人に決して奪われないものを持って欲しかった」
ために一人ひとりに陽光でわたしていた宝物箱

恵美子先生が人間に対してクローンが逆襲しようとするといった時に
男の元先生が「夢が叶ったわけですね」といって恵美子先生がハっと気づいたような顔をした場面。

恵美子先生の役割はすごく良かったです。

しかし、わたしが一番印象的に感じたのは
友が、何でも許してくれる恭子を疎ましく思い敬語で話し始め
とっておいてくれた宝物を投げつけるシーンです。

自分が希望を持って作ったもの、得たものが死を前にしてすべてが無意味に思え
あのようにやったシーンは現実的で良かったです。

そこから龍子先生にうまく丸められたのが、わたしを含め納得いかなかった人が多かったのですね。
わたしとしては仲悪いまま友を亡くしても、その方がリアルに感じたかもしれないと思います。

作者が主題として伝えたかったはずの「生きる希望」
もっとそのままの言葉で言えば

「普遍的な人間のありようの残酷さに抵抗する本質的なラブストーリー」

ということでしたが
わたしとしては成功しているように感じました。

最後だけ見たうちの家族は「ただただ絶望。気持ちが暗くなる」という感想でしたが
生きる希望を灯したとは思います。

確かに、最後自殺をしようとしたところは違和感が少しあったのですが
それはサッカーボールの演出をしたかったのでしょう。
友がああいう形で押しとどめるという、確かに感動的なシーンを演出することに成功しました。

サッカーボールの弱々しい力が、恭子にあたっていくのは
最後何かインパクトのあるシーンを残したかった制作側の最大限考えぬいた
場面で、確かに他にいいものが思い浮かびません。

クローンだけでなく、わたし達も悲観的にとらえれば
労働力だけ提供する無意味な存在と言っても過言ではありません。

でも同じように、自分たちだけの宝箱が心にあり
他人から決して奪えない思い出や何かが積もり積もっていきます。

そこが作者の言う「人間のあり方の普遍性」というところでしょうか。
友が言った「バカだからだろう!!」という言葉が耳に残ります。

あらために制作の方々の尽力にありがとうと、お疲れ様を伝えたいところです。
(なんか最後は堅真面目になってしまった(- -;)

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