ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の原作を読んだ！あらすじ紹介とドラマの内容予想！

2016
07.03

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の原作を読んだ！あらすじ紹介とドラマの内容予想！

NHKの朝ドラ「あさが来た」の主役を演じて、話題を呼んだ波留さんが、初の民放ドラマ主演を務めるドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(7月12日放送開始)の原作を読みました。そのあらすじを紹介します。ドラマオリジナルな部分もあるようなので、どうなっていくのかの予想もしてみたいと思います。

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子の原作！猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズについて！

波留さんが演じるのは、捜査1課に配属されたばかりの新人・藤堂比奈子。長野県出身で、出身地の名産である七味唐辛子の缶をポケットに入れています。これについては、別の記事で書きたいと思います。この比奈子は、並外れた記憶力の持ち主で、警察手帳に書き留めた落書きのようなイラストから、様々なことを思い出すことが出来ます。

その記憶力を上司の厚田巌夫に買われ、捜査現場に出るようになります。そこで、先輩刑事の東海林泰久とともに、事件を追っていく、というお話。厚田刑事、通称ガンさんを演じるのは、渡部篤郎さん、先輩刑事の東海林は関ジャニ∞の横山裕さんが演じます。

原作では、警視庁捜査一課ではなく、八王子西署の刑事組織犯罪対策課なのですが、そこは、やはり、花形ということでかえてあるのでしょうか。ロケ地の問題なんかも絡むんでしょうね。

原作の「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ」はドラマのタイトルにもなっているONだけではなく、CUT、AID、LEAK、ZEROと5作出ています。ドラマでは、ONをベースにCUT、AID、LEAKの内容にさらにドラマオリジナルのストーリーを盛り込むようです。

気になるのは、原作の方では、捜査班、と所属するチームがサブタイトルになっているのに対して、ドラマは捜査官と個人がサブタイトルになっている点です。そして、「心の中に、怪物がいる。あなたにも、私にも。」という意味深なキャッチコピー。CUTまで読んだところ、比奈子自身も危うい感情を抱くシーンがあるのですが、最後の一線を越えてはいません。ドラマでは、もしかしたら、それを超えてしまう、あるいは超えてしまった過去があるのかもしれませんね。

原作のONでは、モノローグのあと、過去に逮捕されたことのある男が残酷な状態で発見されるところから始まります。この描写がかなりグロテスクです。あんまりリアルに想像しないように気を付けながら読んでいました。このシーンを忠実に映像化すると、R18指定とかになっちゃうんじゃないか、と思うほどですが、どこまで映像化されるんでしょうね。というか、最初のモノローグから、なかなかすごいものがありますが…。そこは、原作を読んでのお楽しみ？です。

その犯罪を追っていくうちに、他の事件ともかかわりがあることに気が付く比奈子と東海林。ほんのりLOVEを絡めつつ、人が犯罪を犯すというのはどういうことなのか、と考えさせられる内容です。

ONだけを1クールやっても十分おもしろそうなのに、CUT以下他の話も絡んでくるとなると、ますます、ドキドキワクワク、ぞわぞわ、してしまいそうです。

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異常犯罪と猟奇犯罪の違い？

もう一つ気になったのは、サブタイトルがドラマは異常犯罪捜査官、なのに対して猟奇犯罪捜査班、なんですね。異常犯罪と猟奇犯罪、その違いはなんなのでしょうか。

猟奇(りょうき)という言葉の意味は、「怪奇・異常な事に興味を持ち、あさりさがすこと」とあります。

異常犯罪だと、普通の人が考え付かない、変な、というニュアンスですが、猟奇犯罪というと、スプラッタとかオカルトの要素が入ってくるイメージがあります。あえて、猟奇から異常に変えたのは、ものすごく特別な人、変な趣味を持つ人だけが犯罪を犯すわけではない、という意味が含まれるのかな、と勝手に想像しています。ほんの少しの違いで、犯罪を犯すもの、犯さないものに分かれてしまう、というを描きたいのではないでしょうか。

原作にどこまで忠実に描かれるのか、とても気になります。

7月12日火曜日夜9時、初回は2時間スペシャルです！楽しみに待っています！

＊ONの見逃し配信はTVerにはなく、U-Nextのみとなります。

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