2016
09.22

ドラマ模倣犯後編あらすじと前編のまとめ!ピースと滋子が対決!?

2016年7-9期, 模倣犯

宮部みゆき原作のドラマ「模倣犯」!前編が放送されました。14年前の映画版のイメージがあったので、見なかったというツイートを見かけました。それは、もったいない!後編からでもぜひ見ていただきたいので、前編のまとめと後編のあらすじ、そして、原作を読んだうえでの、結末の予想を紹介します。

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ドラマ模倣犯、前編のまとめ!後編から見ても大丈夫!

公園で犬の散歩をしようとしていた塚田真一は、ごみ箱で切断された右腕と鞄を発見する。鞄の持ち主は3か月前から行方不明になっていた銀行員・古川鞠子だった。

鞠子の母親・古川真智子と祖父・有馬義男が蛍雪で事情聴取を受けている間にテレビ局に犯人と思われる人物から電話がかかってきた。

「見つかった右手は、古川鞠子とは別のもの。古川鞠子は別のところに埋めてある」

とつげた電話は、機械で声を変えてあった。

鞠子が埋められていると聞いた真智子は、呆然自失のまま車道に飛び出し車にはねられる。そのニュースをTVで見た前畑滋子は、鞠子の名前から、かつて失踪事件のルポに取り上げていた人物だと気づく。

雑誌「サブリナ」の編集長に、鞠子の事件についてのルポを書かせてほしいと頼みにいった滋子は、第一発見者の塚田真一に絡めて記事を書くということで連載を担当させてもらうことになる。塚田真一は、別の一家サツガイ事件の唯一の生存者だったのだ。

真一の住所を聞いた滋子は、真一の家を訪ねるが、そこで、少女に追い詰められている真一を見つける。少女は真一の家族をサツガイした犯人の娘で、犯人の減刑嘆願書にサインをしろ、と迫っていた。

真一は、自分の事件を乗り越えるために、滋子の取材の助手を務めると言い出し、滋子の家に住み込む。

一方、鞠子の祖父の有馬義男は、機械を通した声の男に「犯人なら証拠を見せろ」と言ったところ、ホテルのフロントに行く様支持される。男の指示通りにホテルに行くと義男宛てに手紙が届いていた。その手紙を届けたのは女子高生だった。手紙の支持通りに動いたが、結局、「本物という証拠は鞠子の家にある」と言われ、家に帰ったところ、鞠子の時計が入った紙袋が届いていた…

翌日、義男宛てに手紙を届けた女子高生がサツガイされる。

マスコミが騒ぎだしたところで、テレビ局に「鞠子は骨になった。引っ越しセンターの駐車場にある」と電話が入る。

その骨が鞠子のものだと、警察が義男に告げに来たときにその場に居合わせた滋子は、近所の主婦と偽り、店番を買って出る。義男が警察に行っている間に、犯人と思われる男から電話がかかってくる。

かよわい女しか相手できない弱虫、クズ!とののしる滋子に対して「次は成人男性を狙う。成人男性が犠牲になったらお前のせいだ!」と電話の相手は言い、電話は切れる。

ある男性の家に電話がかかり、「テレビで毎日のようにかかっている声のオレからの電話があったということはどういうことかわかるか?」と妻に告げて切れる。男性が連続サツジン事件の犯人に拉致されたということで、警視庁捜査一課が動き出そうとしたときに、群馬の山の中で拉致された男性の遺体がトランクに入った車が発見される。

運転していた栗橋浩美と同乗者の高井和明の遺体も発見される。浩美の部屋からは、右腕のない腐乱シタイや、被害者の写真も見つかったころから、この二人を犯人と断定する警察の発表が行われる。

この合間合間に、和明(カズ)と浩美(ヒロミ)の過去のシーンも入っていました。二人は幼馴染で、すこし発達に遅れのあるカズのことをヒロミは理解し、カズは「ヒロミは僕が守る」と誓っていました。カズはいち早く、ヒロミが犯人であることに気づき、骨を置いた引越センターとヒロミの関係も気が付いていました。

しかし、ヒロミはカズを犯人にしたてあげようとし、群馬の別荘に呼びつけます。そこで、第三の男「ピース」が登場。頭がよくヒロミの不安に付け込んでヒロミを操るピース。「ピースは危険」といいヒロミに自首を勧めるカズ。ヒロミが自首を決意したのは、男性の遺体を運ぶ途中の車の中。カズに警察までついてきてくれ、と言ったところで、ブレーキが利かなくなっていることに気づくヒロミ。そして、交通事故は起きてしまった。

という感じで、一つの時間の流れを二つの視点から描かれています。

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後編あらすじ。後編のみどころは!?

ドラマ公式ホームページに公開されていた後編のあらすじをまとめました。

カズとヒロミが犯人として事件は解決したかに見えた。

この事件を取り扱った滋子の連載は好評で、滋子はすっかり売れっ子になってしまった。しかし、取材を続けていくと、ヒロミはともかく、カズがこんな残忍な事件を起こすようには見えない、と考えるようになる。

そんな時、「真犯人は他にいる!第3の人物X」と主張する本を引っ提げて、網川浩一という青年がマスコミに登場する。事故死した二人と同級生だったと主張する網川は瞬く間に世論を味方につけていく。

一方の滋子は警察発表通り、事故死した二人が犯人とする滋子は不利な立場となり、追い詰められていく。

というのが番組ホームページに載っている後編のあらすじです。

後編は真犯人でありながら、犯人は別にいる!と言ってマスコミにもてはやされるピースが中心になります。ピース=坂口健太郎さんがいっぱい出てきます!悪い役は初めてということで、これは永久保存版になるかもしれませんよ。

模倣犯原作ではどうなる?

原作では、後半、網川幸一(ピース)視点で物語が展開します。連続サツジン事件の前からのピースの心の動きなどが描かれます。ドラマの予告編でも、ヒロミがいろいろやっているところがうつっていたので、事件の裏側も描かれることは間違いありません。

そして、ピースが自分が犯人でありながら、もう一人の犯人Xの存在をマスコミに訴えるのも原作通りです。

最後はピースと滋子が直接対決します。その方法や結末まどは、原作を読むか、ドラマをお楽しみに、というところでしょうか。どうか、原作通りに映像化されていますように。映画は、このラストがあまりにも納得できないものだった、といろいろな人から聞いています。

そして、原作通りであれば、ピース役坂口健太郎さんがこの対決シーンをどう演じるのか、すごく期待しています。中谷美紀さんの演技力はもう定評がありますから、安心しているのですが、対決シーン、本当に楽しみです。

文庫本で5冊あります。すごく読み返したいですが、それ以外、何もできなくなりそう…。

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